音楽というものの不気味さ
芸術の中で、美術・文芸・音楽ってあるじゃん。
映像系とかの総合芸術もあるけど、美術に時間の概念が加わったものという超ざっくり解釈でここでは省くことにする。
美術はまぁ視覚的なものだよな。絵にしろ造形物にしろ。
人間はかなりの部分を視覚情報に頼ってるし
実際それに左右されることが非常に多いから
それ見て凄い凄くないって感じるのはなんとなくわかる。
文芸は言語についてだけど
人間はほぼ言葉でもって思考しているだろうし
情報伝達に関しても言葉がなきゃ話にならない。
生まれてから死ぬまでほぼ言葉に触れているだろう。
だから感情とかを端的に表した文章をいいなって思うのもまぁわかる。
文学とかだと言葉が難解すぎたり、一つのセンテンスだけじゃなくて全体の文脈でもって表現していることを汲み取るには一定の能力が必要だったりするので、伝わらないことも多いだろうけど。
でも音楽ってなんだ?そりゃ音の連なりだけどさ。
なんか音楽ってベースとなるものがよくわからないんだよね。
芸術なんかは現実に様々な対象物が存在してるからそれと比較したり出来るじゃん。
文芸なんかは決められた文法とか単語の意味があるじゃん。
じゃあ音楽のそういう部分に当たるのってなんなの?
音楽理論とかあるんだろうけど全然知らんし
好きな曲とか嫌いな曲くらいあるけど
自分でも全く理由が分からずに曲を聞いたらそういう感情だけが湧いてきて
はっきり言ってちょっと気味が悪いんだよね。
ものすごい雑な例えだけど、アップテンポな曲を聞いたら楽しい気分になるとか
マジで、は?意味わからんが?としかならないでしょ。どういう理屈だよ
よくわからんがいい気分になれるオクスリみたいな存在