アウトロー採用はどうやら就職を支援するものではないっぽい
「アウトロー採用」というものの説明会に行ってきました。
参加人数は30~40人。男女比は半々くらいかなといったところ。
最初は参加した理由を周りの人と話してみて下さいみたいな時間もあったけど、基本その後は「アウトロー採用」というものについての説明。1時間半くらいで終了。
説明を受けてわかったことは「アウトロー採用」は、別に既存の就活とは違うスタイルでの採用マッチングがメインではないということ。
いや、そういう側面もないわけではないが、それだけに期待している人は来ないほうがいいかもしれない。
主催の人もはっきりと言っていたが、本プログラム参加者での就職先が決まる人は1,2割、それも言い方的に1割に近い感じぽかった。
説明会は2回なのでだいたい70人くらい?そこから更に参加の意志を表明する人だけに絞られるので、実際に就職が決まる人数は多くても両手で収まるくらい、大抵は片手で数えられるくらいのものではないだろうか?
だから、どうにかして就職先を決めたいけど普通の就活じゃあ無理だーって藁にもすがる思いで来たような人にはオススメ出来ないと思う。
「アウトロー採用」は別に色々お膳立てして就職先を斡旋してくれる場ではなくて、あくまで機会を設けてくれてうまくいったらいいねくらいのものだと思う。
それならそもそもどんな趣旨であるのか、聞いた話を軽く要約する。
昔とは違って物質的に色々豊かになってきて社会も変容している中で、新卒一括採用だけではなく他の様々な生き方があっていいんじゃないかということをみんなで模索する場、といったところだろうか。
採用のマッチングを提供しているのは、その選択肢の一つを提示してくれているだけのように見受けられた。
あくまで、多種多様な人が集まり、哲学的な議題についてワークショップやセッションを通して様々な意見を吸収しながら、自分がどうしたらいいか改めて自分で考える機会の場を設けますよ的な雰囲気を感じた。
何かをやってくれる場ではなくて、何かが出来る場を与えるよってだけっぽいので、受け身の人はあんまり来ても意味がないと思う。
怪しさについてだけど、個人的には思った以上にまともそうだったかな。
ビジネスというよりは、趣味でやってそうな感じだった。
というのも、参加者から特別お金を取るわけじゃなく、参加する企業からしか取らないみたいだったので。参加企業から参加料みたいなのとマッチングが成功すればそれに応じてくらいなのかな?
あくどい場合を無理目に想定したとしても、参加者の個人情報をどっかに流すくらいだけど、大した人数でもないし参加してる層的にそんな価値がなぁといったところなので、自分は趣味に近い形でやってるんじゃないかと思ってるね。
てなわけで、就活はもういやだ!でも就職先ヤバい早く決めなきゃ><、みたいな人向けではなく、定職ついてねぇけどこれからどうすっぺかなぁ?くらいに考えてる人向けかねー。
自分はある程度似たような状況の人間と話すいい機会だし、哲学的な話をするのも面白そうなので全部の日程参加する予定だよ~。その都度ブログにしようと思う。
再来週に合宿があるので、ではまたその時に